【町田市】まちだ名産品にも認定! 地域に愛される名店「独逸屋」の手造りハム&ソーセージ
成瀬台の住宅街にある手造りハムとソーセージの店「独逸屋(どいつや)」。1989年の開業以来、地元で長年愛されてきたお店で、「町田私の好きなお店大賞(2008年)」や「まちだ名産品」にも選ばれている名店です。今回は、「まちだ名産品」を求めて訪問しました。
店舗へのアクセス
お店があるのは、成瀬台のけやき通り沿い。付近にはスーパー「ina21 町田成瀬店」や「成瀬台幼稚園」があり、落ち着いた住宅街の中に静かに佇んでいます。町田駅、成瀬駅からはバスに乗車し、「ポプラヶ丘」バス停のすぐ近くです。
車の場合は、店舗前の坂道を少し上っていき、コインパーキングの先の駐車場に、2台分用意されています。
素材にこだわった製品が並ぶ店内
店内に足を踏み入れると、ガラスケースにずらりと並ぶソーセージやハム、ベーコンが目に入ります。お店の奥で丁寧に手造りされており、化学調味料、増量剤や保存料を使用せず、添加物も最小限に抑えて肉本来の旨みを引き出す製法が特徴です。
同店の製品は、町田市の小学校の給食にも使われており、市内の飲食店やパン屋などにも卸されています。なかには、飲食店向けのオリジナル製品もあり、独逸屋の店頭で購入できるものもあるそうです。ぜひお店でチェックしてみてくださいね。
また、発色剤などの添加物を使わずに塩漬けにした「無塩漬」の製品もあり、素材本来の風味が楽しめることから人気を集めています。
「まちだ名産品」3品をチェック!
まちだ名産品に認定されている製品は、「まちだソーセージ」「匠ソーセージ」「お宝盛り」の3品。家族や友人への手土産にも喜ばれます。
「まちだソーセージ」は、国産豚肉と野菜が入った素材の旨味を味わえるソーセージ。町田で誕生したソーセージなので、この名前になったそうです。
「匠ソーセージ」は、町田市小山町の「井上糀店」の匠(米みそ)と大葉を練り込んだソーセージ。弱火で軽く焼いて焦げ目をつけるのがおすすめとのこと。
味噌のコクと大葉の爽やかな香りがアクセントとなり、どこか和を感じさせる味わい。しっかりと下味がついているので、おかずとしてはもちろん、ビールとの相性も抜群!
「お宝盛り」は、独逸屋自慢の自家製ソーセージの盛り合わせ。一皿でいろいろな製品が味わえる、まさに”お宝”のような一品。

店頭で販売しているものは冷凍パックなので、約1ヵ月ほど保存もできます。また、市内で開催されるイベント出店時には、熱々の焼きたても楽しめます。イベント出店予定は、お店のInstagramからご確認ください。
自宅用は、自然解凍して強火のフライパンで焼くだけなのでとっても簡単! 盛り合わせの内容は時期によって異なるそうで、毎回、新たな発見がありそうですね。
出会えたらラッキー!手造り「コンビーフ」
常連さんからの1番人気は、意外にも「コンビーフ」。厳選された牛肉を使った手造りコンビーフで、缶詰の味とはまったく異なるそうです。
焼肉店でも使用する牛肉を約1週間塩漬けにし、圧力釜でじっくり煮て脂を取り除いたあと、手作業でほぐすという手間のかかった一品です。
原料の牛肉がなかなか入荷できないため、コンビーフの販売は不定期で、販売日の告知はありません。出会えたらラッキーな商品で、取材日にたまたま見かけたため、さっそく購入しました!
脂が少なくさっぱりとしており、塩味がほどよく効いています。ビーフ本来の旨みがしっかりと感じられ、これまで食べたことのないコンビーフの味わいです。常連から人気なのも納得です!
市内イベント・各店舗・お歳暮など幅広く利用される地域密着店
独逸屋の製品は、それぞれおすすめの調理法や食べ方が異なり、一つ一つ丁寧な説明が添えられていました。店主さんや店員さんも気さくに教えてくださるため、初めて訪れた人でも安心して選べます。親しみやすい雰囲気が、地域の方々に長く愛される理由のひとつに感じました。
一部の製品は店頭での販売だけでなく、市内のイベントへの出店や町田名産品取扱店のほか、「ファームドゥ 食の駅(南町田グランベリーパーク)」「カインズ 町田多摩境店」「町田薬師池公園四季彩の杜 西園直売所」などの店舗でも購入できるそうです。
また、この時期はお歳暮の贈り物としても人気があるとのことでしたので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
「独逸屋」は、こちら↓


















